超ハイペースでの力勝負

安田記念は雨予想がありましたが、結局は高速馬場での決着になりました。シルポートがお決まりの逃げでしたが、意外とペースが速くなり1000m通過57.5と厳しい流れに。リアルインパクトエイシンアポロンあたりがついて行きましたが、この組は直線で失速。唯一前でコスモセンサーが粘っていましたが、外に出したストロングリターングランプリボスが併せ馬で一気にかわして、最後はストロングリターンが押し切って昨年の雪辱を果たしました。

勝ったストロングリターンは前走久しぶりのレースで叩いての狙った参戦でパドックでもいい気配でした。福永騎手も春は人気馬でことごとく負けていたので、やっとという感じですね。遅咲きの馬ですが、まだまだ馬は若いです。2着グランプリボスは巻き返しましたね。さすがは2、3歳マイル王です。この二頭は決め手があるのが強みですね。驚いたのはコスモセンサー。前でばてずに粘って3着を確保。実力を付けています。人気のサダムパテックは同じように外に持ち出したんですが、伸びきれず。原因が良く分かりませんね。香港馬のうち、グロリアスデイズはスタートしてからまったくついていけず。明らかにスピード不足でした。外国馬の取捨は難しいです。

一方、最終レースのユニコーンSは期待したストローハットが圧勝で重賞制覇。ダート路線へ変更してから連勝です。ジャパンダートダービーへ出走すれば楽しみな一頭ですね。2着オースミイチバンは出遅れが痛かったです。キングブレイクは出負けしたのが終始位置取りが悪くて残念な結果でした。

鳴尾記念トゥザグローリーが復活の勝利。休み前のいい頃の馬体に戻っていました。宝塚記念は楽しみですね。2着ショウナンマイティもいい競馬でしたが、ペースが不向きでした。アーネストリーはいつもと違って後方からの競馬で伸びきれず。いろいろ陣営は試しているようですが、復活できるかですね。