中山記念はヴィクトワールピサが圧勝し、ドバイへ向けて好発進しました。
レースはキャプテントゥーレが逃げてリルダヴァルが二番手、ヴィクトワールピサは後方からじっくりの競馬。リーチザクラウンも後方から。平均ペースでの逃げで先行有利かと思いましたが、3角あたりからヴィクトワールピサが大外を回して、4角でまくりって直線で突き放す強い競馬で圧勝しました。2着は逃げ粘ったキャプテントゥーレ、3着は後方から伸びたリーチザクラウンでした。
勝ったヴィクトワールピサは格の違いを見せつける競馬でしたね。仕上げも多少余裕残しでしたが、疲労が残らない競馬でした。この後はドバイワールドカップですが、日本馬の強さを見せてほしいですね。2着キャプテントゥーレは休み明けでしたが、いい競馬でした。3着リーチザクラウンは差す競馬ができたのは収穫です。期待したリルダヴァルは成長があまりないですね。成長期に骨折したのが影響しているかもしれませんね。
阪急杯はサンカルロが直線で良く伸びて重賞制覇。ここを目標に陣営が仕上げたのがパドックでもよくわかりました。G1へ向けてこの調子を持続できるかがカギです。2着ガルボは直線で前が詰まる不利がありましたが、地力で2着を確保しました。スムーズならもっといい勝負ができたはずです。高松宮記念へ向けては今週のオーシャンSもありますが、混戦ですね。
アーリントンCはノーザンリバーが重賞初制覇。スムーズな競馬でソツのない競馬でした。2着は人気薄のキョウエイバサラ、3着は逃げたテイエムオオタカでした。ラトルスネークは馬群をさばけずに4着、人気のノーブルジュエリーは出負けしたのが全て。慌てたのか、その後ひっかかるような競馬で全く力を発揮できませんでした。牝馬は難しいです。距離ももう少し短い方がいいタイプかもしれません。