春の実績馬の貫禄勝ち

神戸新聞杯は新星に期待しましたが、結果的にはダービー1,2着でのマッチレースとなりました。レースはビックウィークの逃げでしたが、1000m63秒の超スローペースの展開。人気のローズキングダムは4番手でじっと我慢、エイシンフラッシュは少し行きたがるそぶりを見せていました。期待していたシルクオールディーは3角ですでに手ごたえがなく脱落。結局、最後はローズキングダムエイシンフラッシュの叩き合いになりましたが、先に抜けだしたローズが抜かせない強い競馬でダービーの雪辱を果たしました。

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勝ったローズキングダムはプラス22kgと馬体がふっくらして成長していました。気性面でも成長していたようで武豊の指示通り上手い競馬をしました。遠征がない方がいいタイプみたいですね。菊花賞でも有力です。敗れたエイシンフラッシュは折り合いを欠いた分、最後差せませんでしたが、休み明けとしては十分な内容。この馬も見限れません。あとの馬の中からの菊花賞での巻き返しは厳しい感じがしました。

オールカマーはシンゲンが骨折明けながら、グランプリホースのドリームジャーニーの追撃を振りきり勝利しました。インコースでじっと我慢して直線で抜け出す競馬は強いの一言。藤田騎手の相性もよさそうですね。天皇賞秋で一線級とどこまで戦えるか、注目です。ドリームジャーニーは59kgを背負っていた分の差ですが、やはり中山は走ります。次走東京でどのように競馬ができるかですね。トウショウシロッコサンライズベガはいつも善戦までですね。期待したジャミールはいい脚が一瞬しか使えないので乗り難しい馬ですね。

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