三強対決はこの馬から

今回の宝塚記念オルフェーヴル回避から三強モードですが、得てしてこういうときは一角が崩れるのが競馬です。1頭ずつ考察していきましょう。

まずは人気のジェンティルドンナ。JC勝ち、ドバイは惜敗2着と力は牡馬に引けをとりませんが、冷静に考えるとJCは53kgのハンデに恵まれ、ドバイは相手関係が微妙、しかも今回は海外遠征帰りの休み明け。思えば、同じ阪神チューリップ賞は休み明けで仕上がり途上で惜敗。軸にあまりしたくないタイプのように思えます。単穴。

ゴールドシップ天皇賞春で不可解な敗戦。馬場が合わなかったとは言え、負けすぎの感はあります。ただ、昨年のオルフェーヴルも巻き返しているように、あまり天皇賞の結果は気にしなくていいかもしれません。むしろ展開。シルポートの大逃げの競馬に対応できるか。3角から手綱が動くぐらいずぶい感じなので、阪神2200内回りの対応できるかどうか。対抗まで。

フェノーメノ天皇賞は早めの抜け出しで完勝。今年に入ってから充実一途です。昨秋のJCで負けていますが、天皇賞秋をピークにしていた影響はあると思います。先行できる脚質と中山コースでの実績から阪神内回りでも十分勝負できそう。内枠を引いたのも好材料ですし、4歳の天皇賞馬の宝塚実績は抜群。軸はこの馬からにしたいと思います。

一角崩しであれば、トーセンラー。京都の方がいいタイプではありまずが、阪神も3着なら十分あります。好調の武豊が3着狙いでくればはまる可能性もあります。ダノンバラードも気になりますが、前走の競馬を見る限り厳しいでしょう。シルポートは距離が長いとみて展開の利はありますが、軽視します。むしろ、末脚にかけるスマートギアを穴に推します。

フェノーメノ ○ゴールドシップ ▲ジェンティルドンナトーセンラーダノンバラード ☆スマートギア