ブリーダーズカップ、エスポ挑戦

今週の回顧の前に世界競馬の祭典、ブリーダーズカップについて書きます。

今年は日本から2頭が参戦。BCフィリー&メアターフにレッドディザイア、BCクラシックにエスポワールシチーが挑戦しました。レッドディザイアは前哨戦を使っての参戦で期待されましたが、ハイペースに巻き込まれたのか伸びきれずに4着と惜敗でした。ドバイのデキにはなかったようで残念でした。

一方、世界最高峰レースのBCクラシック。今年は最強牝馬ゼニヤッタの20連勝なるかに注目が集まりました。レースは比較的早い流れで、エスポワールシチーは前での競馬。直線では一旦先頭に立ちましたが、そこから失速。レースはインコースが抜けだしたブレイムに後方から伸びてきたゼニヤッタが迫ったところがゴール。結局、ブレイムがハナ差おさえて勝ちました。

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勝ったブレイムはゴメス騎手がそつなく乗った感じで大金星でした。敗れたゼニヤッタは勝負どころで前が壁になったことが最後まで響きました。間違いなく一番強い競馬をしての敗戦だけに、スミス騎手の騎乗には疑問が残りましたね。エスポワールシチーは見せ場は作りましたが、そこまででした。やはり日本のダートとは別のもののようですね。でもよく走ったと思います。この挑戦は決して無駄ではなく、今後の日本競馬につながるはずです。このあとはJCダートのようですが、また強いエスポワールシチーを見たいですね。