今年の凱旋門賞はオルフェーヴル、キズナの2頭が前哨戦を勝っての参戦で注目されましたが、終わってみればフランスの最強牝馬トレヴに完敗でした。トレヴは仏オークス等を圧勝し、対抗扱いでしたが、レースでは力が全く違いました。斤量もありますが、直線での弾け方は他馬とは全く違いました。凱旋門賞は３歳牝馬が強いレースですが、この馬の強さは本物です。馬格があるわけではないのですが、とにかく全身バネという感じ。ぜひジャパンカップに参戦して欲しいところです。
敗れたオルフェーヴルは前走のようなスムーズな競馬ができなかったことが敗因。馬群に囲まれていいところで抜け出せず。昨年のような競馬ができればもう少し差は詰まったはずですが、勝つまでは難しかったでしょう。キズナはスムーズな競馬でしたが、馬がもう少ししっかりしてくればもっといいパフォーマンスができたはず。来年も日本馬にはリベンジして欲しいですね。
