トランセンド逃走V

昨日のジャパンカップダートは強い馬が強い競馬をしたレースになりました。

レースは予想通りトランセンドの逃げ。バーディバーディダイシンオレンジあたりも前に行きましたが、藤田騎手は強引にハナを譲らずに先頭に。ペースは1000m通過が60.0秒と比較的早いペース。4角でもトランセンドの脚色は衰えずに後続を突き放し、初G1制覇を果たしました。2着は後方から良く伸びたグロリアスノア、3着はアドマイヤスバル。人気のシルクメビウスは外に持ち出せずに脚を余して5着、キングスエンブレムは直線で伸び切れずに9着惨敗でした。

画像



勝ったトランセンドは自分の競馬に徹すると強いですね。このメンバーなら逃げ切っても当然でしょう。今後は同型馬がいる場合での競馬になりそうです。ドバイも視野に入れているようで楽しみです。この馬は昨年レパードSで新潟で実際に見ていますが、当時からG1を狙える馬だと思っていました。メンバーは確かに疑問でしたが、今後楽しみな馬ですね。グロリアスノアは人気が無さすぎました。こjの程度は走れる馬です。期待したラヴェリータは直線で3番手まで上がりましたが、そこから伸びず。牡馬相手ではこの程度かもしれません。キングスエンブレムは不可解な惨敗。以前から取りこぼしも多い馬で難しいようです。ヴァーミリアンは本調子ではなかったのかもしれませんが、年齢的な衰えはありますね。

土曜のステイヤーズSはコスモヘレノスが快勝。松岡騎手の好騎乗が光りました。ジャミールは直線突き抜けるかと思いましたが、いつものように一頭になるとソラをつかうクセが出ましたね。ネヴァブションはあと一歩というところですね。フォゲッタブルは調教から不安視されていましたが、3角でかかってしまった分、直線で伸び切れませんでした。

鳴尾記念は3歳馬が上位を独占。ルーラーシップヒルノダムール、リルダヴァルは来年に向けて楽しみな馬たちですね。特にルーラーシップは休み明けで馬体も成長していました。今後に期待したいですね。