フォワード、イン強襲

昨日のマイルチャンピオンシップは混戦が予想されましたが、枠順と騎手のコース取りが着順を決めたレースになりました。レースはジョーカプチーノマイネルファルケが逃げて1000m通過が56.7秒と早いペースでの展開。直線に入って横一線になりましたが、インコースを選択した岩田エーシンフォワードが鋭く伸びて、後方から追い込んだダノンヨーヨーをおさえて、初G1制覇を果たしました。2着は上がり最速で迫ったダノンヨーヨー、3着はゴールスキー。人気のサプレザは4着、キンシャサノキセキは外枠で前に壁が作れずにかかって惨敗でした。

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勝ったエーシンフォワードは春は阪急杯で岩田騎手で初重賞制覇。その後、高松宮記念で3着と好走。秋はスワンSを叩いての参戦でした。安定した走りが魅力の馬ですが、マイルの距離は問題ないことをもう少し気にするべきでしたね。岩田騎手も復帰して2週目でG1勝ちとさすがの一言。敗れたダノンヨーヨーは一番強い競馬をしましたが、結果的には直線で壁になったりロスがあったことが結果につながりませんでした。ゴールスキートゥザグローリーは3歳馬なので来年が楽しみですね。サプレザは外枠が響きました。

東京スポーツ杯2歳Sはサダムパテックが快勝。スミヨン騎手の腕もありますが、来年のクラシックでもいいレースができそうです。リフトザウイングスは位置取りが後ろ過ぎましたが、実力は同じレベルとみます。