内枠有利の京都コース

秋華賞は内枠有利の馬場を味方にした馬と騎手の勝利でした。勝ったアヴェンチュラは岩田騎手の好騎乗が光りました。前で競馬をして直線で抜け出す理想的な競馬ができました。もちろんアヴェンチュラ古馬相手に戦ってきたタフさがここで生きましたね。兄姉は早熟でしたが、この馬はまだまだ成長しそうです。エリザベス女王杯古馬相手になりますが、いい勝負ができると思います。

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2着キョウワジャンヌは馬場と枠が味方した感じでしたが、力をつけています。ホエールキャプチャは終始外を回らされる競馬で差が詰まりませんでした。もう少し荒れた馬場の方がいいタイプかもしれません。マルセリーナは出遅れて外外の走る競馬で力を出せませんでした。マイル前後がいいと思います。エリンコートは春の状態ではなかったようです。期待したマイネイサベルは馬場ですね。

一方、東京では古馬牝馬の戦い、府中牝馬Sがありました。三冠女王アパパネ安田記念同様太目残りで14着惨敗でした。あまりにも不甲斐ない負け方だったので巻き返しには疑問です。勝ったイタリアンレッドは平坦巧者と思っていましたが、東京コースも全く問題ありませんでした。暑い日差しの競馬になったこともプラスでした。サマー2000シリーズ制覇は実力の証ですね。2着アニメイトバイオは上がり最速で惜しい競馬でした。フミノイマージンも力を付けています。古馬牝馬は思ったより層が厚いかもしれません。

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最後にデイリー杯2歳S。クラレントが兄リディルに続く兄弟制覇をはたしました。父がダンスインザダークに変わり、距離の融通もありそうです。クラシックが楽しみな馬ですね。ダローネガは出負けしたのが最後まで響きました。馬体はすでに完成されているので、またいけます。

今週はいよいよ菊花賞オルフェーヴルの三冠か、あるいは伏兵が勝つのか、楽しみです。