今年最終の大一番、有馬記念。昨年のオルフェーヴルのような抜けた存在はいませんが、フルゲートでいいメンバーが揃いました。引退レースの馬もいますが、ここは素直に王道で予想します。まずは、中山コースの特性にマッチしているかです。本命はゴールドシップ。中山のタフな競馬は合っていますし、昨年も本調子にない中で3着。岩田乗り替わりもプラスとみます。阪神大賞典のような比較的前で競馬ができるのが理想です。ここは押し切ってくれるとみます。
相手はジャスタウェイ。JCは距離どうかと思いましたが、問題なし。力をつけた今なら、父ハーツクライも勝っているようにいいと思います。調教過程も前回よりいいです。単穴はエピファネイア。JC圧勝のあとですが、中山コースにも実績はありますし、あとは川田がどう乗るかです。
基本は上位3頭でほぼいいと思っていますが、紐荒れを期待するなら前にいける組です。ウインバリアシオンは休み明けの前走を叩いて人気がない今回はねらい目。ヴィルシーナはいい枠を引いたので、単騎で逃げてどこまで。力をつけているラストインパクト、ワンアンドオンリーまで。ジェンティルドンナは中山は脚質が合わないと思います。引退ですし、ここは無理しないはず。最低限のおさえのみ。穴は叩き良化型のメイショウマンボ。そろそろ忘れたころにくる感じがします。
◎ゴールドシップ ○ジャスタウェイ ▲エピファネイア △ウインバリアシオン、ヴィルシーナ、ラストインパクト、ワンアンドオンリー ☆メイショウマンボ
ホープフルSは来年のクラシックへ向けた注目の一戦ですが、一長一短のメンバー構成。ここは未知の魅力からシャイニングレイ。新馬勝ちのあとにここに挑戦しているように期待されている馬。ここはあっさり勝てれば来年につながります。相手は実績馬からダノンメジャー。瞬発力タイプなので展開に左右されそうです。あとはティナノーグ、ソールインパクト、タンタアレグリアへ。穴は人気になっていないコメート。