小倉記念は伏兵ニホンピロレガーロがバトルバニアンの追撃をハナ差しのいで重賞初制覇を飾りました。
レースはオースミスパークの逃げでスタート。２番手にいつもより早めにサンライズベガがつけて、1000m通過が58.6とよどみない流れに。中段につけていた各馬が４角手前から仕掛け気味にあがってきて、直線ではニホンピロレガーロとバトルバニアンの２頭の叩き合いに。そのままゴールでニホンピロレガーロが勝ちました。３着は後方から伸びた武豊スマートギア、４着はナリタクリスタルでした。
勝ったニホンピロレガーロは７歳馬で遅咲きの初重賞制覇でした。小倉は初コースでしたが、小回り適正はありましたね。酒井学騎手の腕も見事でした。このあとは得意の新潟でサマー２０００シリーズ制覇を目指すようです。敗れたバトルバニアンはやはり小倉は走ります。和田騎手の前での競馬は安定感があります。
今週の注目はやはり武豊の復帰でした。二鞍と騎乗は少なかったですが、３着、４着と安定しています。もう少しレース感が戻ってくれば、また怖い騎手になりますね。
今週は関屋記念、新潟遠征予定です。楽しみです。
