高松宮記念は大激戦になりました。ペースはそれほど早くはなかったですが、直線に入ると横一線。キンシャサノキセキは馬場の半ばの馬場の比較的良いギリギリのところを抜けて、最後は勝負根性で抜けてきました。四位騎手と手が合っているようでレース中盤でも全くかかることもなく、折り合っていたことが最後に生きました。これでやっとＧ１制覇です。２歳から追いかけている馬なので正直嬉しいです。
最後良く差してきたビービーガルダンはスプリンターズＳに続き、またもＧ１でハナ差負け。力はあるんですが、運が少し無い感じです。３着は外から伸びたエーシンフォワード。好調を維持していたようです。サンカルロも馬群をよく割ってきましたね。アルティマトゥーレはいい位置にいたんですが、馬場の悪いところを直線で走らざるえなかったことが敗因でしょう。今の日本のスプリント路線は世界に比べるとレベルが疑問です。香港の強い馬と勝負できる馬の出現に期待したいところです。
土曜日の毎日杯はダノンシャンティが直線良く伸びて快勝でした。共同通信杯でのレース振りから期待していましたが、この馬は走りますね。この後はNHKマイルCからダービーとのことですが、楽しみな一頭ですね。２着のリルダヴァルは骨折明けでしたが、良く走りました。反動が気にはなりますが、まだ成長しそうです。３着ミッキードリームもしぶといレースをしましたが、どうやらレース後に骨折が判明した模様で残念です。人気のルーラシップは出遅れがすべて。直線でのアクシデントの影響もあったようです。ザタイキは残念な結果になりました。武豊騎手も骨折のようですが、ここはじっくり治して本来の騎乗をまた見せて欲しいですね。
中山の重賞２つについてのコメントです。日経賞は59kgマイネルキッツがインから抜け出して快勝しました。天皇賞連覇に向けて良いレースでした。エアシェイディもよく走っています。ダービー以来だったロジユニヴァースはプラス26㎏と明らかに太め残りで6着。次走に注目です。日曜のマーチSもトップハンデのマコトスパルビエロが快勝でした。ここでは力が違いました。ダート戦線で今後も注目の一頭です。
ドバイのレースについては明日書きます。
