断然人気馬の買い方

大阪杯は断然の一番人気ドリームジャーニーが敗れる波乱のレースとなりました。レースは1000m通過が60.3と平均ペース。ショウナンライジンの後ろにサンライズベガテイエムアンコール、フィールドベアーが続き、人気のドリームジャーニーはいつもの通り後方から。3角あたりで少しペースが早くなりましたが、直線でテイエムアンコールが抜け出してそのまま突き抜けて勝ちました。ドリームジャーニーは2着は死守したかったところですが、ゴールデンダリアがいい脚で2着でした。

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勝ったテイエムアンコールはオペラハウス産駒の6歳馬。中山記念でも2着と穴を開けましたが、ここでもグランプリホースを一蹴しました。距離伸びても問題なさそうですし、天皇賞でも楽しみな一頭です。ゴールデンダリアの好走は幸騎手の好騎乗があったように思います。うまく脚をためていました。問題は断然の一番人気を裏切ったドリームジャーニーの池添騎手の騎乗。消極的なレース運びで3角からの仕掛けも遅れましたし、大事に乗り過ぎた感があります。乗り難しい馬ではありますが、単勝1.2倍で連にも絡めないのは騎手の責任が大きいと思います。断然人気の場合、騎手をみて判断する必要がありますね。

一方、中山ダービー卿チャレンジトロフィーは伏兵ショウワモダンが終始先行して抜け出して快勝でした。後藤騎手の積極的な騎乗が光りましたね。2着は逃げたマイネルファルケ。あと一歩ですが、大崩れしない競馬がこの馬の魅力です。サニーサンデーは好位で競馬ができたのは収穫です。フィフスペトルは枠順、展開ともに向きませんでしたが、よく走っています。期待したセイクリッドバレーはいい位置にいたんですが、前が空きませんした。次走に注目です。人気のトライアンフマーチファリダットはともに注文のつくタイプで人気先行でした。