ローズキングダム、クラシックへ

朝日杯フューチュリティSは一番人気のローズキングダムが直線鋭く伸びて人気に答えて快勝しました。2着は直線で一旦先頭のエイシンアポロン、3着はダイワバーバリアンでした。

ローズキングダム_朝日杯

勝ったロースキングダムは新馬、G3、G1と無傷の3連勝。母ローズバドの果たせなかったG1を制覇しました。レースぶりも安定していて完成度は非常に高い馬です。馬体重が減ってきているのが気になりますが、このまま成長すれば皐月賞、ダービーでも有力候補のなりそうです。

2着のエイシンアポロンもいいレースをしていました。自在性がありどんな競馬でもできるのが強みですね。距離も2000mぐらいまでなら大丈夫だと思います。人気のトーセンファントムは直線で故障したようです。右前浅屈腱不全断裂とのことで残念な結果となってしまいました。


阪神メインの阪神カップはスタートで出負けしたキンシャサノキセキが3コーナーあたりから外を回って直線では全馬ごぼう抜きの末脚が炸裂し重賞を連覇しました。デムーロ騎手も出遅れても慌てずに折り合わせたのが、直線での伸びにつながりました。完全復活です。来年もまだまだ走れそうですね。


キンシャサノキセキ_阪神カップ


2着は同着でプレミアムボックスとサンカルロでした。ペースとしては前にいた馬はごちゃついた感じで力を出せませんでしたね。昨年の覇者マルカフェニックスは直線で全く伸びずに15着惨敗でした。


前回も書きましたが、日本の短距離のレベルは現在は低いと思います。来年に向けて勢いのある3歳馬には期待したいですね。