香港での日本馬の位置づけ

日曜には香港シャティン競馬場で恒例の香港国際競争がありました。日本からも3頭が参戦。例年よりも弱いメンバーと言われていました。香港ヴァーズではジャガーメイルが出走。スミヨン騎手の手綱で直線に入り一旦は先頭に立つシーンも。昨年同様その後に伸びきれずに4着惜敗でした。勝ったのはダリャカーナでした。ジャガーメイルは善戦はしますが勝ちきれないレースが続きますね。何かが足りないのかもしれません。来年の成長に期待したいところです。


ジャガーメイル_香港2009


続く香港スプリントでは春秋スプリント連覇のローレスゲレイロが出走。それほどハイペースではなかったんですが、直線でばったり。結局13着惨敗でした。勝ったのはセイクリッドキングダム。


香港マイルでは安田記念にも参戦経験のあるグッドババが3連覇の偉業を達成しました。来年の安田記念にもきて欲しいですね。


最後の香港カップにはエリザベス女王杯勝ちのクィースプマンテが出走。逃げましたが、こちらも4角では脚がなくシンガリでした。勝ったヴィジョンデタは強いですね。直前で脚部不安のニュースがありましたが全く問題ありませんでした。この馬はまだ成長しそうです。


中長距離はともかく短距離戦線では、現在の日本馬の弱さがはっきり分かりましたね。抜本的にJRAは短距離戦線を改革していく必要がありそうです。