昨日の阪神ジュベナイルフィリーズは関東馬のワンツーという珍しい結果になりました。
レースはゲートで人気のアパパネが入らずに他の馬をまたせる状態になりましたが、スタートは五分。ミドルペースの展開でアパパネは外枠でしたが、上手くインへ。タガノエリザベートは予想通り最後方から。直線に入ると大きくばらけた中で、アパパネはインを上手くとおり、ためていた脚を使って突き抜けて圧勝でした。2着もインコースで我慢していたアニメイトバイオ、3着は前で競馬していたベストクルーズ。タガノエリザベート、シンメイフジの人気2頭は大外から追い込みましたが届きませんでした。
勝ったアパパネは国枝厩舎の関東馬ですが、直前は栗東に入厩して調教していました。昨年2着のダノンベルベールと同様ですが、今年は見事に結果を出しました。この競馬をみる限りこの世代では一頭抜けている感じがします。このまま桜花賞、オークスと連勝できるか注目ですね。2着アニメイトバイオも栗東で調教していたように、調教方法を工夫して関東馬も強くなってきていますね。
中山カペラSはミリオンディスクが初重賞制覇でした。この馬は力をつけてきましたね。ただレースのレベル自体は微妙な感じがします。土曜の中日新聞杯はアーネストリーが逃げるドリームサンデーを捕らえて初重賞制覇でした。この馬は2000前後が合っているようですね。来年に向けて強くなりそうな一頭です。期待したトーセンジョーダンは大外スタートで出負け。展開が向かなかっただけで力はまだ見限れないと思います。
なお、香港国際競争については明日回顧します。