アジュディミツオー引退

今日、船橋競馬場アジュディミツオーの引退式がありました。


アジュデイミツオーといえば3歳時の大井でのJBCクラシックが忘れられません。当時のダート最強馬アドマイヤドンと接戦して2着。現地で観戦していて、大井にも若くていい馬がいると実感しました。その後、東京大賞典も制覇し、翌年4歳時には東京大賞典を連覇。5歳時にはマイルグランプリかしわ記念を制覇し、帝王賞カネヒキリを相手に一歩も譲らず最後は突き放して勝利しました。このレースも素晴らしい勝負でした。その後は善戦するも骨瘤などにより長期休養、結局この帝王賞が最後の勝利となりました。


アジュディミツオー_帝王賞


内田博幸騎手はこの馬と出会っていなかったら、今の中央競馬への移籍はなかったように思います。そういう意味では中央、地方を問わず、競馬界に大きな影響を与えた馬でした。


アジュディミツオーは既に8歳。父アジュディケーティング、母オリミツキネン、父の母ジャッジアンジェルーチという比較的地味な血統ですが、良く走りましたね。パドックでも馬格が素晴らしく、種牡馬になってもいい仔を出してくれると思います。期待しましょう。