前残りの東京馬場

昨日のアルゼンチン共和国杯は人気薄のミヤビランベリが逃げ切って勝利しました。終始先頭で競馬をしてそのまま押し切りましたが、時計も優秀ですし、このコースは合っているようです。目黒記念では馬場が味方したと思っていましたが、どうやら違ったようですね。


ミヤビランベリ_アルゼンチン


2着はアーネストリー。この馬も前で競馬をしてよく粘っています。重賞勝ちこそありませんが、力をつけていますね。3着は穴に推奨していたヒカルカザブエ。太め残りの感がありましたが、後方から良く伸びました。人気のジャガーメイルは後方から競馬をして伸びず5着。現状は人気先行の感じですね。スマートギアはいつもより前での競馬で良さが生きませんでした。


ただし、先週の東京芝は前残りが多かったように思います。外差しが全く決まらず、インコースで粘るケースがほとんどでした。春の東京もそういう感じでしたが、どうも馬場がフェアな状態ではないように思います。東京と言えば、内外での攻防が醍醐味です。改善して欲しいですね。


京都のファンタジーSタガノエリザベートが最後方から差し切り勝ちでした。脚質を変えて強い勝ち方でしたね。スペシャルウィーク牝馬は走ります。阪神JFに向けていい馬が出てきました。


土曜の武蔵野Sは3歳馬ワンダーアキュートが逃げ切りで重賞連覇。東京のマイルでの逃げ切りは実力の証ですね。新潟で見たときは少しひ弱な感じでしたが、馬が成長しています。サクセスブロッケンは直線で全く伸びず、不可解な敗戦でした。期待したラヴェリータはスタートで痛恨の出負け。これがなければ3着はあったと思います。次走に期待します。