ダービーは直前の大雨の影響を受けて残念ながら不良馬場での競馬となりました。
勝ったロジユニヴァースは最内枠から終始インコースでレースを進めて直線で抜け出すいつもの勝ちパターンでの圧勝でした。この馬は札幌2歳、ラジオNIKKEI杯、弥生賞と重い馬場を全く苦にしないパワータイプで天候も味方しました。横山典騎手はダービー挑戦15回目での勝利、良かったですね。ただ、時計はレコードより10秒も遅いタイムなので、良馬場では結果は違っていたかもしれません。秋に向けてスピードも兼ね備えていく必要がありそうです。
2着のリーチザクラウンは今回はジョーカプチーノが逃げてくれたこともあり、折り合ってレースを進めることができました。もう少し気性が落ち着けばまだまだやれると思います。3着アントニオバローズはプリンシパルSとは別馬のように良くなっていました。力はありますね。
一番人気で大敗したアンライバルドはパドックはいつもと変わりませんでしたが、スタートから位置取りが悪く直線でも全く伸びず。馬場状態もありますが、枠順も不利でした。良馬場で皐月賞のようなイメージで弾けるような展開になれば巻き返せると思います。
今年のダービーも終わりました。また来年のダービー馬を探しましょう。