ウオッカ、安田記念連覇

安田記念は好天に恵まれて素晴らしい競馬となりました。


レースはコンゴウリキシオーが逃げてローレルゲレイロが追う展開。人気のウオッカは好スタートからおさえてインで後方待機。ディープスカイウオッカを見る形での競馬。直線に入ると一気に馬群が固まって直線勝負に。ディープスカイはうまく内側にもぐりこんで前が開いてからは抜け出し勝ちパターンに。ウオッカは前が壁になってさばけない厳しい状態からなんとか抜け出してからは、ディープスカイを一気に差し切りました。3着は最後方から直線勝負にかけたファリダット、4着は外よく伸びたカンパニー、人気のスーパーホーネットは見せ場なく7着惨敗でした。


ウオッカ_安田記念2009_1


勝ったウオッカは前が詰まりながらも直線で抜けてからの脚はさすがの一言。同じダービー馬をあっさりかわしました。東京コースは得意とは言っても普通ならば差せないはずの位置からの差し切りには正直驚きました。このキレは本物ですね。この後はしばらく休ませた方がいいと思います。


ディープスカイは16kg増と少し立派に見えましたが、成長分もあったように思います。久しぶりのマイルでも問題なくスピードに対応できたのは収穫ですね。マイル適正で負けましたが、やはりダービー馬。力はあります。宝塚記念でもいいレースをしてくれると思います。


ファリダットは距離が不安視されていましたが、安藤勝騎手の好判断で後方待機での競馬をしたのが良かったようです。この感じなら距離はマイルまでは大丈夫そうです。スーパーホーネットは東京マイルは適正があまりないのかもしれませんね。展開次第ではありますが、やはり京都の方がいいと思います。