凱旋門賞騒ぎの後始末

札幌記念は伏兵ヤマニンキングリーが直線で早めに抜け出して快勝しました。ただし、タイムは平凡でレースとしてはレベルは低い感じがします。凱旋門賞を目指していた3歳女王ブエナビスタは52kgで届かず2着でした。馬体はそれほど成長が見られず、レース振りも相変わらず大外を回す競馬しかできないあたりがこの馬の限界かもしれませんね。サクラオリオンは札幌巧者の意地で3着を確保しました。マツリダゴッホは3角で仕掛けて上がっていってからさっぱりでした。


負けて凱旋門賞を断念すると発表した厩舎サイドですが、ファンを軽視したツケは大きいと思います。これだけ期待させておいて旅行企画もあっただけに、レース前に早めにきちんと条件を提示しておくべきだったと思います。負けたから行きませんでは、後出しじゃんけんみたいなものです。秋華賞を目指すとのことですが、他の馬も成長しているので、鉄板ではないと思います。


今週は新潟遠征。レパードSを生観戦してきました。暑い新潟の最後という感じでよかったです。勝ったトランセンドは4角で一旦手ごたえが怪しくなった感じでしたが、直線でまた伸びてレコード快勝でした。古馬ダート重賞でも十分通用すると思います。スーニは巻き返して2着。地力があります。スタッドジェルランもなかなかいい競馬でした。惜しかったのはアドバンスウェイ。終始トランセンドに突かれて厳しい競馬でしたが、実力は見せてくれました。次走に期待です。


写真は名物の新潟の直線コースです。やはり目の前で見ると迫力がありますね。


新潟直線