共同通信杯は武豊騎乗の外国産馬ブレイクランアウトが快勝しました。朝日杯や東京スポーツ杯で今一歩の競馬が続いていましたが、今回はインコースを上手く突いたとはいえ、いい末脚を見せてくれました。距離に不安があるかと思いましたが、問題なさそうです。武豊騎手もケガから復帰して最近やっと調子がでてきました。
２着トーセンジョーダンは賞金加算という最低限の目標は達成できましたが、満足できる内容ではありませんでした。直線で窮屈な場面もありましたが、やはりキレる脚がないのは問題です。東京の長い直線でどこまでいい脚を使って勝つことができるかは、ダービーへ向けての大きな課題となりそうです。トップカミングはまた人気薄で３着と好走。渋いタイプで本番でも気になる存在になりそうです。期待したプロスアンドコンズは出負けして外外を回される厳しい展開でした。巻き返しに期待します。
一方、シルクロードSは前が厳しい展開となり、後方にいたアーバンストリートが差しきり勝ちでした。２着ソルジャーズソングはインコースでよく走っています。人気のスプリングソング、ウエスタンダンサーはいいところなく惨敗。スプリント路線は今年も主役不在の混戦になりそうです。阪急杯、オーシャンSの結果待ちという感じです。
最後に小倉大賞典。サンライズマックスが横山典騎手の好騎乗もあって久しぶりの勝利をあげました。1800mがベストのようです。ヤマニンキングリーはまたしても２着惜敗、力はあります。ミヤビランベリも前でよく粘りました。３連覇を狙ったアサカディフィートは11歳ながらトップハンデ、やはり厳しい結果となりました。
