古豪の活躍

先週の重賞は新星ではなく、古豪の活躍が目立ちました。


まずは平安Sエスポワールシチーが予想通り逃げての展開。馬場も前残りの傾向が強かったので、4角での手ごたえからこのまま押し切るかと思いましたが、2番手でじっくり脚をためていたワンダースピードが直線できっちり捕らえて勝利しました。この世代のダート馬は本当に強いです。これで重賞連勝、本格化しました。長くいい脚を使えるのがこの馬の魅力。東京でもいいレースができるかどうかです。敗れたエスポワールシチーは休み明けで少し単調な逃げになってしまいました。この馬はもっと強くなると思います。次走に注目です。マコトスパルビエロ、ネイキッドも良く走っています。サンライズバッカスは不甲斐ない競馬でした。ただし、フェブラリーSでの巻き返しはあるかもしれません。


中山アメリカJCCはネヴァブションが直線抜け出して快勝でした。金杯からの巻き返しでこの距離ではやはり強いです。横山騎手の騎乗も光りました。エアシェイディはなんとか2着を確保。アルナスラインパドックではまだ少し太く見えました。昨年春の勢いが感じられません。ドリームジャーニーは中山外回りは脚質的に合わないようです。どうもこの馬は小回りで坂のあるコースという、かなり限定された場合で好走するようで、難しい馬です。


その他の注目レースとしては、若駒SとアレキサンドライトSですね。アンライバルド新馬戦でブエナビスタリーチザクラウンに勝っているように能力は非常に高いです。今回は大楽勝、クラシック候補に名乗りを挙げました。次走にも注目です。


アンライバルド_若駒S.jpg


カジノドライヴはやはりここでは力が違いました。パドックではまだ馬体に余裕がありましたが、直線では異次元の走りでした。この後はドバイとのことですが、まだまだ上積みはありそうですので、期待できると思います。