カネヒキリ復活の勝利

ジャパンカップダート阪神1800mに変更になりましたが、これまでと変わらず素晴らしいレースでした。


レースはスタートで行き脚のつかなかったサクセスブロッケンがハナを主張して1コーナーで先頭に。カジノドライブは外目で先頭をマーク。カネヒキリは中段インコースで待機策。ヴァーミリアンはスタート直後に少しよられていつもより後方からの競馬に。最後方にメイショウトウコンの展開。


4コーナーでレースが動いて一旦、フリオーソあたりが前に出ましたが、インコースで脚をためていたカネヒキリがスパート。後続を突き放しにかかりますが、外からヴァーミリアンメイショウトウコンが追い込みますが届かず。後方からはサンライズバッカスブルーコンコルドが差してくるのが精一杯でした。


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勝ったカネヒキリは前走2年4ヶ月ぶりで屈腱炎から復活したばかり。やはり、怪物の名前は伊達ではありませんでした。ルメール騎手の腕と陣営のこれまでの努力には敬意を表したいと思います。この後はどこにいくのかわかりませんが、脚元との戦いもあると思いますので、無理はしないでほしいですね。敗れたメイショウトウコンは後方待機した藤田騎手の騎乗が光りました。ヴァーミリアンは乗り替わりが影響した結果になりました。6歳世代のダートは本当に強いですね。


鳴尾記念ステイヤーズSも少しだけ。サクラメガワンダー阪神はやっぱり走ります。今回は圧勝でした。今年に入って充実してきました。来年の宝塚記念は有力候補でしょう。ナムラマースも良く走っています。ステイヤーズSエアジパングが勝利。横山典騎手は長距離はうまいですね。フローテーションはここを落としたのは痛かったですね。今後の成長に注目したいと思います。期待したナイアガラはペリエ騎手がペースを読めずにハナを切ったのが敗因でしょう。巻き返しに注目です。