アルフレードの未来

最近ばたばたで回顧が遅れました。今年中に他のものも書きます。

先週の朝日杯FSはメンバーが小粒と思いましたが、大物がいました。新潟きんもくせい特別から三連勝で制覇したアルフレードです。追いきりや前走内容からかなりいい馬と思いましたが、実際に強い勝ち方でしたね。シンボリクリスエス産駒で初めてG1制覇でした。レース内容も秀逸。前にいく馬も見ながら、折り合って直線で狭い内側を突き抜けた脚は素晴らしいの一言。ウイリアムズ騎手の手綱さばきも見事でした。馬体や血統からも距離伸びて問題なさそうですし、来年のクラシックが楽しみな一頭です。

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2着マイネルロブストはアルフレードの後ろでおさえて、直線でアルフレードが抜けた位置をそのまま走ってきました。距離はこのぐらいがいい馬かもしれません。3着レオアクティブは大外枠で厳しい競馬になりましたが、最後が良く伸びています。短距離の差し馬といイメージですね。ダローネガは出負けがすべて。外枠も厳しかったみたいですが、マイル前後ならもっとやれるはず。クラレントは前走のダメージが残っている感じですね。京都のような軽い馬場の方が合っているタイプかも。

阪神カップサンカルロが勝利。この距離、コースは合いますね。グランプリボスはここで復活しましたね。叩き良化型で坂があるようなタフなコースがいいのかもしれません。来年も楽しみですね。ひどかったのはリアルインパクト。内側で前に壁ができて全く追えず。これは騎乗の問題と言われても仕方ないですね。まだまだ成長できる馬なので、変なレースをしてダメージが残らないといいのですが。

今週はもう一頭、クラシックへ向けて楽しみな馬が新馬勝ちしました。ワールドエースです。ディープインパクト産駒でデビュー前から注目されていましたが、レースでは期待以上の走り。父を彷彿させる素晴らしい手ごたえで圧勝でした。相手に恵まれた感もありますが、期待できる馬だと思います。

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