キャプテントゥーレ良血開花

皐月賞は積極的な競馬をした良血馬キャプテントゥーレが後続を突き放して見事に一冠を制しました。レースは平均ペースで流れ、キャプテントゥーレは楽に走れたことも勝因でしょう。鞍上川田騎手の積極的な騎乗が光りました。母エアトゥーレ、祖母スキーパラダイスの良血馬で距離が不安視されましたが、マイペースで問題ありませんでした。この後はダービーに向かいますが、母父トニービンの血が生かせれば勝機もありそうです。


キャプテントゥーレ_皐月賞


二着のタケミカヅチもいい競馬をしていました。もう少し前で競馬が出来ていれば逆転もあったかもしれません。左回りの東京は共同通信杯で経験済みですので、ダービーでの逆転に期待したいです。三着は一番人気マイネルチャールズ。展開が向かなかったこともありますが、中間順調さを欠いたのも原因だと思います。それでも凡走しなかったあたりがこの馬の強さかもしれません。調子が戻ればダービーでも。四着のレインボーペガサスは後方からの競馬で追いこんでの結果だけにちょっと残念でした。馬群がさばければ結果は違っていたかもしれません。


ブラックシェルは6着。窮屈なところに入って直線でも外に出すロスがありました。はまれば強い競馬をしますが、まだまだ力が足りないように思います。ショウナンアルバは大外枠で3角では引っかかって14着惨敗、難しい馬です。東京コースは勝っているのでどこまで巻き返せるか。


ダービーに向けての感想としては、この中ではない別路線組が今年は勝つような気がします。これから注目していきたいと思います。