更新が遅れました。
先週の天皇賞はシルポートが56.5秒という超ハイペースで引っ張ったため、先行馬は総崩れ。後方にいたトーセンジョーダンが直線伸びて、ダークシャドウ、ペルーサをおさえて勝利しました。ブエナビスタはインコースの窮屈なところで上手く脚を使えずに4着、エイシンフラッシュは4角で手ごたえ抜群で先頭に立ちましたが、伸びきれず6着。期待したアーネストリーは出負けぎみで、脚を使ってしまったため、全く伸びず14着惨敗でした。
トーセンジョーダンは札幌記念で調教不足だったにもかかわらず勝利。休み明けでそれほど人気がありませんでした。ジャングルポケット産駒で東京は得意でしたが、ここまで強くなったとは正直驚きました。ピンナ騎手もペース判断が良かったようで、直線でも手ごたえ抜群でしたね。次走はJCのようですが、レコード勝ちの後なので反動が心配ですね。
ダークシャドウは毎日王冠よりも強い競馬をしました。距離も問題なく、力をつけています。ペルーサは昨年同様後方からの競馬に徹したのが良かったですが、休み明けの分ですね。ブエナビスタは調教いまいちでどうかと思いましたが、全く問題なし。目標のJCへ向けてステップとしてはOKです。
問題なのはペース判断できなかった組。エイシンフラッシュのルメール騎手は明らかにペース判断を誤り、前に行き過ぎましたね。ローズキングダムのメンディザバル騎手も同様。外国人騎手、特にフランスの騎手はスローペースが多いせいか、ペース判断はうまくない傾向にありますね。アーネストリーはああいう競馬しかできないことはないと思いますので、出負けした時点で後方待機でもよかったように思います。
JBCとアルゼンチン共和国杯の回顧は今週中に書きます。