皐月賞に向けての力比較

昨日の皐月賞トライアル、スプリングSは先行したスマイルジャックが先行して4角で突き放す形で勝ちました。父タニノギムレットの続く親子制覇となりました。今の中山は外目が少し荒れてきているので先行できる内枠の馬が有利な状態のようですが、小牧騎手が上手くためて乗りました。これまでも相手なりに走ってきており大崩れしないのが、この馬の良さでしょうか。本番でも注目の一頭です。2着には人気薄のフローテーションが入りました。横山典騎手の騎乗も光りましたが、前二走は重馬場と休み明けで理由がありましたので、人気の盲点だったように思います。3着のショウナンアルバは前走同様に道中でかかり気味が最後に響きました。もう少し息を入れられれば力を発揮できると思います。レインボーペガサスは後方からの競馬となって苦しい展開でした。


阪神大賞典は超スローペースでの瞬発力勝負になりました。勝ったアドマイヤジュピタは東京のアルゼンチン共和国杯でもそうでしたが、この展開が向いています。岩田騎手もいい騎乗でした。アイポッパーはこの距離は走ります。まだまだ見限れないです。人気のポップロックはやはり距離が少し長いような気がします。トウカイトリックは4着。本番では怖い一頭だと思います。


最後に土曜のフラワーカップ。勝ったブラックエンブレムは力が違いました。むしろマイルの方がいいと思いますので、桜花賞でも注目です。レッドアゲートは後方から鋭く伸びて2着。つかみどころのないマンハッタンカフェ産駒らしくいつ走るか分からない感じがします。シングライクバートは最後方からの競馬で3着。距離が伸びた方がいいタイプでしょう。惜しかったのはマイネウインク。直線一旦、2着争いをしていたように長くいい脚を使えるタイプで東京コースは向いているようにおもいます。