エリザベス女王杯はウオッカとダイワスカーレットの２強対決で注目されましたが、明暗をわけました。ウオッカは右トモに不安発生で取り消し、ダイワスカーレットは完勝でした。
レースは逃げると思われたアサヒライジングが出遅れる波乱の展開。ダイワスカーレットはいつものように好スタートで早くも先頭へ。そのままいつものように澱みの無い安藤勝ペースでレースを操ります。３角あたりで後続も仕掛けますが、ここからダイワスカーレットがさらにペースアップ。直線でフサイチパンドラが追いかけるも届かず、そのまま貫禄の勝利でした。３着には引退レースとなったスイープトウショウでした。
ダイワスカーレットはライバルの取り消しと同型馬の出遅れで楽なレースとなりましたが、やはり強い馬です。牝馬では相手がいないと思いますので、この後は牡馬との勝負になります。
フサイチパンドラは昨年の覇者にふさわしく好レースをしました。ルメール騎手との相性もいいみたいで、いつもより折り合っていました。ジャパンカップを予定しているようですが、狙ってみたい一頭です。スイープトウショウは引退レースになりましたが、３着と頑張りました。宝塚記念や２年前のエリザベス女王杯での見事な勝利は忘れることはできません。
ウオッカは右トモのケガが心配ですが、様子を見てジャパンカップ出走もありうるとのこと、無理はしないで欲しいです。ただ、東京コースの合っているのは確かなので、出走できる状態ならば狙います。
