エプソムカップは午前中の雨の影響から時計のかかる馬場になったことで、重適正が勝敗を分ける形となりました。
レースはファイングレインが引っ張る形でスタート。デアリングハート、サイレントプライドの人気馬も馬場を意識して前での競馬。ブライトトゥモローはサイレントプライドを見る形で外目をキープ。エイシンデピュティはインコースで待機の展開。４角で直線の馬場状態を気にしてほとんどの馬が外へ持ち出していきましたが、トウショウカレッジのみが最内を選択。
直線で一旦ファイングレインが抜け出すと思われましたが、外からサイレントプライドとブライトトゥモローの２頭があわせ馬の形で伸びてくるところへ、その内からエイシンデピュティが突き抜けたところがゴールでした。
エイシンデピュティはこれで３連勝。力をつけています。秋も楽しみな１頭です。敗れたブライトトゥモロー、サイレントプライドもいいレースでした。この２頭も成長しています。注目はファイングレイン。先行力を生かしていい競馬でした。今後さらに期待できます。
結局、フレンチデピュティ産駒の1,2,3という結果になりました。この結果は馬場の影響を大きく受けているように思います。馬場適性と種牡馬の関係はチェックが必要です。
ＣＢＣ賞も簡単に。勝ったブラックバースピンはやっと素質が開花しました。四位騎手のコース取りも素晴らしく完勝でした。ナカヤマパラダイスもいい脚を使っていました。今後に期待できます。惜しかったのはミスティックエイジ。前半で最後方からかなり大外を回っての４着でした。この距離をもう少し経験すれば勝負できると思います。
