ポルトフィーノ

マーメイドSハンデ戦ということもあり、一線級のメンバーが出走しませんので、格よりも夏に向けて調子が上がっている馬が上位にくる結果となりました。


レースはシェルズレイが逃げましたが、11秒台のラップが続くよどみの無いペースになりました。このような展開になったことで先行馬はなし崩しに脚を使わされてしまいました。シェルズレイも4角で一杯。サンレイジャスパーがいい脚で外から伸びてきましたが、インで脚を貯めていたディアチャンスが差しきり勝ちでした。3着には大外から伸びたソリッドプラチナムでした。


勝ったディアチャンスは6歳牝馬で連勝。久しぶりに武豊騎手の見事な手綱さばきが見れました。2着のサンレイジャスパーは夏馬のようで、この後のサマーシリーズでも楽しみな1頭です。


今週はこの重賞よりも土曜阪神新馬戦の方がインパクトありました。ポルトフィーノ(父クロフネ、母エアグルーヴ)が断然の1番人気に応えて圧勝でした。この時期に新馬勝ちするとクラシックまでおつりが残らないというのがこれまでの常識でしたが、この馬はこの後はしばらく休養させるようです。