安田記念は結局は実力馬が実力通りのレースをした結果になりました。
レースは予想通りコンゴウリキシオーの逃げでスタート。マイネルスケルツィ、外枠から強引に香港エイブルワンが絡む展開に。ダイワメジャーは先行集団につけてジョリーダンスもいつもより前での競馬に。1000m通過が57.5と思ったより早くないペース。４角でもコンゴウリキシオーは手ごたえ抜群でそのまま押し切りを図りましたが、ダイワメジャーがあっさり直線で捕らえてゴール。２着には粘ったコンゴウリキシオー、接戦の３着はジョリーダンスが入った。スズカフェニックスは外から伸びてきましたが５着が精一杯、エイシンドーバーは６着でした。香港勢はグッドババの７着が最先着でした。
勝ったダイワメジャーはＧⅠ４勝目。先行勢有利の展開になりましたが、上手いレース運びで楽勝でした。ドバイ帰りの疲れもなく、パドックでも抜群でした。マイル戦線はレベルが低いこともありますが、ここでは力が違いました。コンゴウリキシオーも力をつけています。自分の形を作れば強いです。敗れたスズカフェニックスは展開不向きでしたが、マイルではまだ力が足りないようです。
