ウオッカ圧勝で最強馬に

今日のダービーは天候にも恵まれて素晴らしい競馬となりました。


レースはヴィクトリーが出遅れるという波乱のスタート。アサクサキングスサンツェッペリンが先頭でレースを引っ張る展開に。フサイチホウオーもあまりスタートは良くなく外目後方。2角あたりでヴィクトリーが外から引っかかり気味に先頭集団へ。これに合わせてフサイチホウオーもかかって先頭集団へ。ペースは1000mを60.5秒のスローに。


4角でも先頭2頭の勢いは止まらずこのまま押し切りを図るところへ、中段のインコースにいた牝馬ウオッカが馬場中央に出して、突き抜けてそのままゴール。牝馬として64年振りのダービー制覇の偉業を達成した。2着には逃げたアサクサキングスアドマイヤオーラが直線よれながら3着。フサイチホウオーは直線伸びず7着、ヴィクトリーは見せ場も作れず9着に惨敗でした。


ウオッカ_ダービー


勝ったウオッカ桜花賞2着からの巻き返しで見事にダービー優勝。父タニノギムレットに続く父娘2世代での制覇となりました。牡馬に負けない馬格と持ち前の勝負根性で見事に世代頂点を極めました。今年の3歳牝馬は強いです。この先はおそらく海外を視野に入れることになると思います。凱旋門賞は3歳牝馬は斤量も有利ですし、是非挑戦して欲しいものです。