ディアデラノビア充実

先週の重賞の回顧としてまずは京都牝馬Sから。レースはマイネサマンサが逃げてウイングレットも前での競馬。ペースはやや早め。人気のディアデラノビアは後方インから。4角で馬群が固まり、前がつまり気味になりながらこじ開けるような感じでディアデラノビアが一気に先頭。4馬身差の圧勝でした。2着は前で粘ったウイングレット、3着は中段から伸びたアグネスラズベリでした。


ディアデラノビアは重賞3着が多い馬でなかなか勝ちきれないレースが続いていましたが、ここにきて充実してきました。この競馬ならば春の目標、ヴィクトリアマイルでも本命にできます。2着以下の馬は少し離されすぎなので評価を上げることはできません。ソリッドプラチナムはやはり距離が少し短かったようです。2000mあたりのレースであれば次も狙います。


次に東京の根岸S。レースはトウショウギアがかなりのハイペースが逃げて人気のシーキングザベストも直後での競馬。リミットレスビットはいつもより前でのレースになりました。4角でもトウショウギアが前で粘っていましたが、さすがに残り400mあたりで一杯。シーキングザベストが先頭に立ちましたが意外と余力がなく失速。後方から人気薄のビッググラスが素晴らしい伸びを見せて差し切り勝ち。シーキングザベストはなんとか2着キープ、後方から追い込んだ9歳馬ニホンピロサートが3着でした。


勝ったビッググラスは前走京都金杯で惨敗しての参戦で人気を落としていましたが、ダートでは堅実はレースをしていました。昇級のカベもなく、距離も1600mの方がいいと思うので本番でも期待できます。シーキングザベストはやはり本質は短距離馬でフェブラリーSで人気になるようなら軽視したいと思います。狙ったリミットレスビットは8歳馬で月3回の出走は見えない疲れがあったように思います。


明日は東京新聞杯について写真入りでコメントする予定です。