昨日のＪＣダートは勢いに勝る３歳馬が既成勢力に勝って世代交代を感じさせました。レースは逃げ馬不在でメイショウバトラーが逃げる予想外の展開。フサイチリシャールも早めの２番手。シーキングザダイヤは４番手の外を追走。ブルーコンコルドはインの後方。ジンクライシス、サンライズバッカスはスタートで後手を踏んで最後方から。４角で先行集団がバテてきましたが、その後方にいたアロンダイトが開いたインを強襲。外めを抜け出してきたシーキングザダイヤも伸びてはきましたが、並んでからアロンダイトがさらに突き放してゴール。３着には後方から伸びたフィールドルージュが入りました。
アロンダイトは６月に未勝利を脱出したばかりで、これで５連勝で初重賞制覇がＧ１になりました。パドックでも抜群の馬体で気配もとても良かったので勝負になると思いました。距離が短縮されてもおそらく問題はないと思いますので、フェブラリーＳやドバイへ向けて期待は膨らみます。楽しみな馬が出てきました。シーキングザダイヤは今回も勝負どころでもたつく感じでした。並ばないような競馬にするか、あるいは馬具で矯正などで工夫しない限り２着が続くように思います。期待したジンクライシスは調子落ちのような感じでした。追いきりは良かっただけに難しいです。フサイチリシャールは芝でもそうでしたが距離のカベがありそうです。
