ディープvsハーツ 2強対決の難しさ

ジャパンカップは心配された天気もなんとかもって良馬場のコンディションでのレースとなりました。レースはトーセンシャナオーが逃げると思われましたが、コスモバルクが逃げる展開に。ハーツクライは3番手のインをキープ。フサイチパンドラドリームパスポートが続いて、ウィジャボードは後方から。ディープインパクトはいつも通り最後方から。


3角あたりでレースピッチが上がりだし有力馬が前に。4角でコスモバルクが先頭にたち、インコースからドリームパスポートが伸びてくる。ディープインパクトは大外を回ってダービーと同じコースへ出して直線素晴らしい伸び。一旦抜けたドリームパスポートを楽々かわしてゴール。3着は後方から伸びたウィジャボードが入りました。ハーツクライは4角あたりから走りがぎこちなく結局10着に終わりました。


ディープインパクト_JC


これまでも2強対決はメジロマックイーンvsトウカイテイオーナリタブライアンvsマヤノトップガンなど、2頭ではなかなか決まらないことが多いのですが、今回も同じような結果になりました。ディープインパクト向きの展開になったレースでしたが、やはり日本最強馬であることを証明しました。2着のドリームパスポート菊花賞の勢いをそのまま持続させて好レースをしました。来年に向けて楽しみです。フサイチパンドラは直線でも伸びてきましたし力をつけています。メイショウサムソンはやはりこの秋は本調子ではないです。有馬記念で巻き返しを期待しましょう。ハーツクライは中間の調教やパドックの気配も良かっただけに不可解な敗戦でした。今後のことは状況をみたいと思います。