メジャー完全復活!

天皇賞は前日の雨もあがり好天の中、開催されました。ディープインパクトハーツクライ抜きでの古馬最強馬決定戦となりましたが、G1馬6頭を含む好メンバーでレースが行われました。


レースは予想通りインティライミの逃げでスタート。オースミグラスワンはまたも出遅れ、外枠発走になったカンパニーもあまり良いスタートではありませんした。ダイワメジャーががっちりと2番手をキープ。ダンスインザムードはメジャーをマークする形で3番手。その後方にコスモバルク、スィフトカレント、さらに後ろにアドマイヤムーンの展開。最初の1000m通過が58.8と昨年よりも早いペース。


4角から直線で満を持してダイワメジャーが先頭へ。ダンスインザムードも並びかけますが、毎日王冠のように馬体を合わせることができず。内からスィフトカレントが素晴らしい伸びでメジャーに併せにいきますが、そこからまたメジャーがもう一伸び。外からアドマイヤムーンコスモバルクスイープトウショウアサクサデンエンも伸びてきますが、3着争いまで。結局、ダイワメジャー皐月賞に続きG1を制覇しました。


天皇賞秋


ダイワメジャーは前日の雨の影響とレース展開で瞬発力勝負にならなかったことが勝因でしょう。安藤騎手もそのあたりをよく把握して素晴らしい騎乗だったと思います。驚いたのはスィフトカレントの横山典騎手。有力馬が外に出している中でインを強襲したのは見事の一言。馬も力をつけていました。アドマイヤムーンは距離が少し長い感じ、コスモバルクはもう少し積極的に前に行っていれば結果は違っていたでしょう。スイープトウショウは昨年に続いての展開負け。天皇賞秋向きの脚質ではないのかもしれません。

次走に期待です。