ダービーはさすがにどの馬も究極の仕上げでしたが、勝敗を分けたのは馬の現在の充実度だったと思います。勝ったメイショウサムソンは皐月賞同様にパドックでも外外を悠然と歩いていてデキは万全でした。使いつつ良くなるタイプかもしれないので、秋初戦は注目して見てみたいですね。
2着のアドマイヤメインは青葉賞の方が良かったが、なんとか調子はキープしていたように思います。パドックでも相変わらず頭が高い馬で気性に少し問題がありそうなタイプなので、秋の路線をどこにするかが気になります。
人気で負けた馬の中で7着のアドマイヤムーンは皐月賞のときに落ちたデキを戻すことができなかったような馬体でした。共同通信杯の時とは別の馬のように小さくまとまって見えました。武豊は距離不安があったのでイン狙いしたようですが、パドックで既にベストではないことはおそく感じていたと思います。
最後に2番人気で11着惨敗のフサイチジャンクは馬体をみた限りでは好調のように見えました。体型は兄タイガーカフェもそうですが、2400mは距離がギリギリで本質は2000mがベストのように思います。美浦入厩したように環境の変化に順応できていなかったこともあるかもしれません。秋の巻き返しに期待しましょう。
今週は安田記念。有力馬の調教チェックは明日書きます。