香港馬の取捨がカギ

今週の安田記念は粒ぞろいの好メンバーでの対戦となりそうです。1番人気が予想されるダイワメジャーは東京コースでの実績がないことが気になります。新潟で関屋記念2着があるように左回りには問題ないが、直線坂の東京コースでの走りに少し不安があります。京王杯SCで逃げ切り勝ちしたオレハマッテルゼは昨年の安田記念では完敗しているように一線級のマイラー相手では少し厳しいかもしれません。前走G1ヴィクトリアマイルを勝ったダンスインザムードは好調をキープできているようですが、牝馬相手とは違うメンバーなので相手関係のみが問題となりそうです。


買いたい馬の1頭、グレートジャーニーは最近の充実ぶりが目立つ一頭で調教も万全。カンパニーは前走産経大阪杯を楽勝しているように力をつけている。昨年も僅差の5着で今年は勝ち負けまで。マイルCS勝ちハットトリックも好調をキープしているようで、昨年秋のデキまで戻っていれば勝ち切ることもできそう。昨年の覇者アサクサデンエンは前走ドバイで惨敗していますが、体調面からは問題はなさそうでタフな東京マイルならば昨年の再現まであるかもしれません(写真は昨年)。

アサクサデンエン2005安田記念


香港からも3頭が出走予定。昨年の4着馬ブリッシュラックスイープトウショウと同じ上がりを計測しているように東京コースは向いています。ドバイでも日本馬に先着しているように実力上位の1頭。勝てば1億円超のボーナスも出るので本気で勝ちにきていると判断しています。ジョイフルウィナーは一瞬の切れで勝負するタイプのようで東京向きではないかもしれませんが、はまれば一発も。ザデュークは暮れの香港国際マイルでハットトリックの2着に善戦しているように前にいっての粘りこみが合っているようです。この3頭のどの馬が勝っても不思議ではないと思うので、特に香港馬は追い切り映像やパドックから取捨選択して勝負してみたい。