グランプリボス、圧勝で英国遠征へ

NHKマイルカップは予想以上にレベルの高いいいレースになりました。

レースはフォーエバーマークが逃げて1000m通過が57.6秒というやや早い流れになりました。直線に入ってエイシンオスマンやプレイなどが前に迫りましたが、直線半ばでグランプリボスが一頭次元の違う脚で突き抜けて圧勝しました。2着は最後方から伸びたコティリオン、3着はリアルインパクトでした。

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勝ったグランプリボスは今年の2戦とは全く違うレース運びでいい競馬をしました。ウイリアムズ騎手も前日のトーセンレーヴ同様、馬を手の内にいれた感じの素晴らしい騎乗でした。先日亡くなった父サクラバクシンオーに捧げる勝利でしたね。この後は英国遠征するようですが、日本馬の力を見せて欲しいですね。

2着コティリオンは出負けしましたが、無理せずに後方待機。最後は良く伸びました。勝ち味に遅い感はありますが、力はありますね。3着リアルインパクトは巻き返しましたね。狙ったプレイ、エイシンオスマンはいい競馬をしましたが、突き抜ける脚はなく、ペースが合わなかったのが残念でした。

一方、京都新聞杯クレスコグランドが快勝。2着は2番人気のユニバーサルバンク。この2頭はダービーへ出走するようですが、ちょっと狙ってみたいですね。人気のレッドデイヴィスはレース中に故障したようで残念な結果でした。アグネスタキオン産駒は難しいですね。

あとは連休中の交流重賞について少しだけ。スマートファルコンは圧勝でダイオライト記念を制覇しました。この馬は自分の競馬をすると本当に強いですね。次走帝王賞も注目です。一方、かしわ記念フリオーソが勝利。人気のエスポワールシチーは出負けして3着、チグハグな競馬でした。対照的な結果になりましたが、対決が早く実現して欲しいですね。

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