大阪杯&ダービー卿チャレンジT回顧

大阪杯は雨の影響が多少はあったようだが、終わってみればカンパニーの横綱レース。4角ではまだ後方、直接内を上手く抜けて外へ出して素晴らしい反応で差し切り。距離不安の声もあったが、見事に壁を打破したレース内容だった。この内容なら安田記念でも好勝負が可能でしょう。ただちょっとローテーションが開き過ぎのような気も・・・。見所があったのはマッキーマックス。藤田の好騎乗もあったけど、力つけてますね。スズカマンボは昨年秋よりは馬が格段によかったです。春天連覇への絶好のステップというところでしょうか。


ダービー卿チャレンジTは予想通りニシノシタンの逃げでよどみの無い流れ。勝ったグレートジャーニーは終始馬なりで中段よりやや後方でじっくり脚をためて、直線ではじけるように伸びて圧勝。スピードだけでなく、瞬発力も非凡であることを改めて証明した。がっかりなのはテレグノシスパドックの気配は抜群で状態は間違いなく上向き。ペースも前が崩れる理想的な展開なのに・・・もったいないレースだった。やっぱりジョッキーだなぁと痛感。横典インセンティブガイは展開不向きで瞬発力の差が出てしまい、仕方ない結果でしょう、一番人気だったし。


ついでにマーガレットS。直前の大雨と風で波乱の予感がしたが、やっぱりレースも大荒れの展開になってしまった。◎キンシャサノキセキは4角で好位にとりつき、直線で突き抜けるはずだったが・・・なぜ外へ出すんだ武。フラフラしている間に内からかわされてジエンド、どうも阪神コースがあわないんじゃないかと。東京NHKマイルCなら人気落としているはずなので注目してみたい一頭になりそう。