大雨の中の王者

回顧が遅くなりました。

今年に日本ダービーは先週のオークス同様、あいにくの大雨の中でのレースとなりました。オールアズワン、ショウナンパルフェあたりが前にいく展開で馬場の影響から地力勝負のレースとなりました。直線に入って先行集団から一旦、ベルシャザールが抜け出したところから、ナカヤマナイトが並び、さらにそのインで追い出しを我慢していたオルフェーヴルが一瞬で抜けだして、さらに後方から伸びたウインバリアシオンをおさえて、二冠を達成しました。

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勝ったオルフェーヴルが東京開催の皐月賞に続くG1勝利で三冠に王手をかけました。今回は皐月賞以上に厳しいレースでしたが、抜け出す脚がさすがでしたね。オルフェーヴルと2着ウインバリアシオンはこの道悪で上がり34秒台を出しているのは驚異ですね。後続の3着ベルシャザールとは7馬身ちぎれたのは実力の差でしょう。菊花賞オルフェーヴルは距離適性がありそうですし、このままでは三冠は濃厚ですね。他馬の成長に期待しましょう。

土曜日の金鯱賞はドバイ帰りのルーラーシップが大出遅れをモノともせず圧勝でした。年明けから使い詰めで一息いれた今回はどうかと思いましたが、全く問題なかったですね。キャプテントゥーレアーネストリーはともに宝塚記念での上がり目に注目です。目黒記念は51kgキングトップガンが勝利。ハンデ戦とはいえ、このレースの位置づけがここ数年微妙な感じがします。伝統に一戦らしく、以前のように2月開催に戻した方がいいような気がします。

今週は安田記念アパパネ古馬マイル勢といった感じです。楽しみですね。