レイデオロ、完勝

今年の秋の天皇賞はダンビュライトの放馬の波乱から始まりました。スタートで1番人気のスワーヴリチャードが出遅れ。これはマカヒキに寄られてぶつけられたことが原因のようです。

どの馬が行くかと思いましたが、キセキが好判断で先手を取ってマイペースに。直線でも脚色が衰えずこのまま押し切るかと思いましたが、好位の外から進出したレイデオロがしっかり捕らえて、抜け出して完勝でした。2着は後方から追い込んだサングレーザー、キセキが3着でした。出遅れたスワーヴリチャードは10着と全く見せ場がありませんでした。

レイデオロは先週の追い切りが気になりましたが、全く問題なかったですね。ルメールも自信を持って騎乗していましたし、この馬は並ぶと強いですね。距離も2000mあたりがベストかもしれません。この後のローテーションが気になります。

期待したキセキはよく走りました。距離にもメドがつきましたし、自分で競馬を作れるようになったのはプラス。古馬戦線で注目です。サングレーザーはモレイラの腕があったように思います。マカヒキはまだまだ。スワーヴリチャードは休み明けのせいか、落ち着きもなかったですね。次走JCでの巻き返しがあるかどうか。