昨日のジャパンカップダートは実力勝負のいいレースになりました。引退レースとなるエスポワールシチーが逃げる展開。ホッコータルマエ、ニホンピロアワーズが前での競馬。ローマンレジェンドが続く。ベルシャザール、ワンダーアキュートは中段から。ペースはそれほど早くなく、勝負は三角から。一気に後方の馬がしかけて前の馬には辛い展開に。
直線では一旦、ホッコータルマエが抜け出しましたが、ベルシャザールがいい脚で捕えたところでマークしていたワンダーアキュートが迫ったところがゴール。ベルシャザールは初G1制覇を果たしました。
勝ったベルシャザールは三歳時はクラシック路線で活躍。ダービー三着など今一歩でしたが、今年ダートへ転向してから才能が開花しました。大型馬でパワータイプでダート向きだったということでしょうか。ルメール騎手もいい位置で競馬をしました。まだまだ強くなりそうな馬です。楽しみです。
ワンダーアキュートは今年も惜しい競馬でした。武豊騎手も前が早くなることを見越してのいい競馬でした。まだまだやれます。ホッコータルマエは前で頑張りましたが、厳しい展開でした。エスポワールシチーは引退レースでしたが、マークがきつく残念でした。種牡馬になってもいいスピードを残して欲しいです。
ステイヤーズSはデスペラードがここでは力の違いをみせました。長距離は安定していますね。ユニバーサルバンクは勝ちにいきましたが、惜しい競馬でした。三着トウカイトリックは11歳とは思えないほど若く長距離ならまだやれそうです。
金鯱賞はカレンミロティックが圧勝。長くいい脚を使えるタイプで平坦コースだけでなく、G1でもやれそうな将来性を感じます。中距離戦線で楽しみですね。