2011-01-01から1年間の記事一覧

強い馬のレース振り

有馬記念と東京大賞典の回顧を。 まずは有馬記念。予想ではアーネストリーがそれなりに引っ張るペースになると思いましたが、他の馬も行かずに超スローペースの展開に。オルフェーヴルは後方から、ブエナビスタはインコースでかかる場面も。四角あたりではす…

大物食いのヤマニンキングリーに期待

有馬記念は惨敗。あそこまでスローペースになるとは。アーネストリーの逃げはもう少し早いと想定したんですが。 気をとりなおして東京大賞典。スマートファルコン断然ムードでこれは仕方ない感じです。ただもともと回避するというニュースも流れていましたの…

古馬と三歳馬の力関係から

いよいよ有馬記念です。今年もあっという間に過ぎました。最後の締めくくりとして是非当てたいところです。まずは予想スタンスとして、古馬と三歳馬の力関係から。確かに鳴尾記念等で三歳馬が上位を独占したケースもありますが、古馬トップクラスとの比較で…

先物買いの狙い

クラシックを占う重要な一戦です。今年はフルゲートになりました。人気は実績のある馬が中心ですが、ここは先物買いで新馬勝ちの馬を狙います。本命はサンライズマヌー。京都1800m戦でデビューしましたが、当時は外差し有利の馬場にもかかわらず、先行してウ…

アルフレードの未来

最近ばたばたで回顧が遅れました。今年中に他のものも書きます。 先週の朝日杯FSはメンバーが小粒と思いましたが、大物がいました。新潟きんもくせい特別から三連勝で制覇したアルフレードです。追いきりや前走内容からかなりいい馬と思いましたが、実際に…

阪神適性から

今日は阪神カップ。ここは1400mと阪神の適正がポイントですね。人気馬は1600m以上を使ってきた馬が多いので、このあたりが狙い目ですね。 本命はサンカルロ。阪神1400mはベスト条件。結果も出していますし、勝ち味には遅いですが3着までなら。相手はマルセ…

来年のクラシックに向けて

まずは阪神ジュベナイルフィリーズ。実はこのレースは結構得意だったりします。ここ数年、古馬になってから牡馬と勝負できる馬が勝っているようにレベルが高いのも理由の一つ。今回もなかなかいいメンバーが揃っています。 本命はアナスタシアブルー。この馬…

前走内容の分析からエスポ

JCDは二強対決と言われていますが、得てしてこういうときはどちらかが沈みます。どちらを上に取るかですが、実はこの二頭は対照的なレースをしています。 大井のJBCでスマートファルコンの二着だったトランセンドですが、ラップを見た感じでは、もっと…

ブエナ、雪辱のJC制覇

回顧が遅くなりました。ジャパンカップは凱旋門賞馬デインドリーム、ドバイWC馬ヴィクトワールピサはいいところなく惨敗し、日本最強馬ブエナビスタが昨年の降着以来の久々の勝利で雪辱しました。 当日は前残りの馬場状態だったせいか、ブエナビスタはいつも…

世界レベルの一戦、ジャパンカップ

ジャパンカップ。凱旋門賞とドバイWCの勝ち馬が出走するようにハイレベルな戦いになりそうです。昨年よりもメンバーがそろっていますね。今年のポイントは凱旋門賞馬デインドリームの取捨。ドイツ馬で早い時計もあるのが強みです。母父デインヒルから日本の…

荒れる京都スプリント戦

明日のジャパンカップは凱旋門賞馬が参戦。面白い競馬になりそうですが、馬券は難しそうです。今日は資金稼ぎ。 まずは京阪杯から。1200mになって一番人気がほぼ壊滅状態のこのレース。信頼できそうな馬が不在なこのレースは荒れそうな予感がします。狙いは…

悲願の初G1制覇

回顧が遅くなりました。マイルチャンピオンシップはエイシンアポロンが池添騎手の好騎乗もあり、直線で抜け出し、後続を寄せ付けず快勝しました。富士Sからの連勝で一気にG1まで登りつめました。二着は内枠で上手く競馬ができたフィフスペトル、三着は外国馬…

強い三歳馬が中心

マイルチャンピオンシップは外国馬が2頭参戦してなかなかの好メンバーになりました。日本のマイル戦線は安田記念で3歳馬が勝ったように少し低調。馬場も不良で外国馬に有利になりそうです。 イモータルヴァースはジャックルマロア賞等のG1を勝っている競…

スノーフェアリー連覇

生観戦できませんでしたので、ビデオで結果をチェック。レースはダンシングレインが単騎逃げと思っていましたが、シンメイフジが久々の芝にもかかわらず、1000m57.5の超ハイペースでの大逃げ。レースは直線での瞬発力勝負に。一旦、ホエールキャプチャ、アパ…

調教からの狙い

エリザベス女王杯。昨年の覇者スノーフェアリーが今年も参戦。昨年よりもローテーションが厳しいのがマイナス。昨年のデキまではないとみて単穴の評価まで。 本命は秋華賞を圧勝したアヴェンチュラ。前走の時計は破格で古馬相手にも十分通用するレベル。調教…

驚異のレコード

更新が遅れました。 先週の天皇賞はシルポートが56.5秒という超ハイペースで引っ張ったため、先行馬は総崩れ。後方にいたトーセンジョーダンが直線伸びて、ダークシャドウ、ペルーサをおさえて勝利しました。ブエナビスタはインコースの窮屈なところで上手く…

レースレベルの見極め

早速、天皇賞の予想です。フルゲート18頭のいいメンバーがそろいました。狙い馬を決める際に考えるのはレースレベル。前走等でどういう競馬をしてきたかを見極めるのが重要です。 今回のポイントは毎日王冠。ダークシャドウが凄い切れ味で勝ったレースですが…

三冠馬オルフェーヴル

昨日の菊花賞はオルフェーヴルが史上7頭目の三冠馬となった歴史的なレースになりました。 勝ったオルフェーヴルは終始折り合って先行馬を見る形で中段をキープ。正面でも歓声に惑わされずに落ち着いていました。3角の下り坂から前との差をつめて、4角では…

三冠阻止はこの馬

いよいよ牡馬クラシック最終戦、菊花賞。オルフェーヴルが3冠に挑戦します。但し、今年は皐月賞が東京だったので厳密な意味では違いますが。 オルフェーヴルがこれまでの戦歴から他馬を圧倒しているのは確かです。トライアル神戸新聞杯も圧勝でしたし人気に…

東京コース適性を信頼

今日は馬場が微妙ですが、富士Sはいいメンバーが揃いました。本命はストロングリターン。安田記念ではあわやの二着。勝ったリアルインパクトは毎日王冠でも好走したように、この馬も東京巧者。マイルCSに向けてここは勝っておきたいレースです。素直に信頼し…

内枠有利の京都コース

秋華賞は内枠有利の馬場を味方にした馬と騎手の勝利でした。勝ったアヴェンチュラは岩田騎手の好騎乗が光りました。前で競馬をして直線で抜け出す理想的な競馬ができました。もちろんアヴェンチュラも古馬相手に戦ってきたタフさがここで生きましたね。兄姉…

秋華賞は末脚勝負

秋華賞。昨日の堀川特別でここを除外された三歳馬が1~5着を独占したように今年の三歳牝馬は粒揃いですね。ここもいいレースが期待できます。 まずはホエールキャプチャの取捨。確かに安定はしていますが、本番での取りこぼしが多いところがネック。勝負弱…

距離適性から

今日は京都のデイリー杯から。クラシックにも直結する重要な一戦。ポイントは距離適性。スプリント向きではなくて多少距離の融通がきく馬が向いているレース。 本命はクラレント。兄リディルよりも距離伸びても大丈夫だと思いますし新馬戦の内容が圧巻。ハイ…

底力が要求される東京コース

先週は東京が三日間の開催。頭数が揃わないレースが続きましたが、これは仕方ないですね。 まずは毎日王冠の回顧から。レースは予想通りシルポートが逃げてペースもミドル程度。リアルインパクトは前での競馬。人気のダークシャドウは後方から。長い直線で仕…

天皇賞への重要ステップ2つ

まずは東京の毎日王冠から。開幕週の1800mということで明らかに前が有利で、かつG1レースからのステップがベストのレース。これだけでまずは絞ります。春は使って夏休養というパターンがいいです。あとは距離適正。どちらかというとマイル寄りに適正のある馬…

アンフェアなスプリント戦

昨日のスプリンターズSはビービーガルダンの放馬というアクシデントで15分近く遅れたことがレース結果に大きく影響しました。待たされている間に消耗した馬は最後の直線で伸びきれずに惨敗、我慢できた馬が勝ったレースでした。 レースはいつもより後方に…

日本馬の底力に期待

いよいよ秋のG1開幕です。第一弾スプリンターズS。外国馬3頭を含むフルゲートの競馬になりました。なんと言っても話題の中心はロケットマン。ドバイのオールウェザーでの力強い走りから、おそらく中山急坂も問題ないでしょう。気になるのは中間の調教過程。…

強い馬のステップレース

昨日の二つの重賞は強い馬が強い勝ち方をしたレースになりました。 まずは神戸新聞杯。スローペースになりましたが、オルフェーヴルは春よりも前での競馬でしたが、折り合っていました。四角でももったままで前をとらえると直線では独走。圧勝で三冠に王手を…

二冠馬の底力

まずは菊花賞TR神戸新聞杯から。例年、ダービー組vs上がり馬の勝負になりますが、今年はダービー1,2着が参戦。ハイレベルなレースになりそうです。まずは二冠馬オルフェーヴル。東京開催での二冠だけに阪神コースの適正がポイントですが、阪神開催のス…

上がり馬か、春の実績馬か

まずは中山セントライト記念。毎年春の実績馬が出走しますが、このレースは上がり馬を中心に買うレース。ダービー組の実力は認めますが、本命は別の馬から。 本命は新潟組のトウシンイーグル。前走は負けましたが、力のあるところを見せました。ハーツクライ…