明暗を分けた大本命

先週末は雨模様の寒い天気が続きました。馬場も少なからず影響を受けたようです。

まずはAJCの回顧から。中山の馬場は特に4コーナーの内側がかなり荒れていて、前のレースもほとんど外を通った馬が勝っていました。レースはトーセンレーヴが逃げてツクバホクトオーが追う展開。人気のルーラシップは後方から。1000m63.8秒という超スローの流れになり、3角あたりから後続が前との差を詰める展開に。ポイントの4角で外を回す馬が多い中、ナカヤマナイト、さらにその外からルーラーシップが並んで直線へ。2頭の叩き合いは直線でルーラーシップが力強く抜け出して3馬身差の圧勝、2着ナカヤマナイト、3着は4角で内をついたゲシュタルトでした。

勝ったルーラーシップは中山コースは有馬記念でもいいレースをしたように向いていますね。馬場も苦にしないタイプなのでスローで瞬発力勝負になったこともプラスでした。この馬はケガが多いので、大事に使って欲しいですね。2着ナカヤマナイトもいいレースをしました。良馬場ならもう少し僅差になったと思います。ゲシュタルトはG2のメンバーでは厳しい感じです。

京都の平安Sは断然人気のエスポワールシチーに注目していましたが、こちらは前残りの高速馬場に泣かされました。トウショウフリーク、ヒラボクキングをマークして3番手で競馬をしましたが、1000m通過60.0秒というハイペースで前を捕まえきれず。一時の勢いは無くなったように思いますが、人気を落としてのフェブラリーSは怖い感じがします。狙ってみたいと思います。

勝ったヒラボクキングは実は京都巧者で狙っていました。2番手で4角でも手ごたえ衰えず重賞初制覇でした。みやこSのときは重賞メンバーでは足りないのかなと思いましたが、成長していますね。シルクシュナイダーは4歳で末脚勝負に徹していいレースをしました。馬場が向けば、重賞メンバーでも勝負できます。

#最近、回顧が遅れています。過去分も少しずつ書いていきます。