ウオッカ差し切り

今週からの阪神は馬場改装後初の開催とあって盛況に終わったようです。世界の名手が集まったワールドスーパージョッキーシリーズもなかなか見ごたえがありました。特に優勝したスポリッチ騎手の手綱さばきは見事でした。


2歳女王決定戦G1ジュベナイルフィリーズ阪神の長い直線が勝敗を分けるレースとなりました。レースは逃げ馬がいないのか内枠からルミナスハーバーが逃げる展開に。2ハロン目に10秒台をマークしているようにここからは少し早いペース。人気のアストンマーチャンは3番手で折り合って絶好の位置取り。その後ろにウオッカが虎視眈々。外枠の馬は後方から。4角でアストンマーチャンが早めに抜け出しをはかり、そのままかと思われましたが、直線うまく外に持ち出したウオッカが素晴らしい伸び。あと50mで馬体をあわせて差し切り勝ち。3着には逃げ粘ったルミナスハーバ、4着は外から良く伸びたローブデコルテ。


ウオッカ_阪神JF


ウオッカタニノギムレットの初年度産駒。父同様の力強く長く良い脚を使える馬で桜花賞の有力候補になりました。これからさらに注目です。負けたアストンマーチャンアドマイヤコジーンの初年度産駒。スピードはさすがでラストも止まっていないだけに惜しいレースでした。マイルまでなら勝負できると思います。同じ産駒のローブデコルテもいい脚を使いましたが、位置取りが後ろすぎました。今後に期待しましょう。