来年のクラシックへ向けて

毎年、来年のクラシックを目指す2歳馬が集まる好レースになる東京スポーツ杯2歳S。キングヘイローや昨年のフサイチリシャールなどもこのレースの勝ち馬です。今年も頭数は少なめでしたが、なかなかの好メンバーが揃いました。


やはりなんといっても注目だったのはフサイチホウオー。東京GI2勝馬ジャングルポケットの初年度産駒で母父がサンデーサイレンス、松田国厩舎となればまさにクラシックを意識しない訳にはいきません。他にもステイゴールド産駒のドリームジャーニーマンハッタンカフェ産駒のヴェルトマイスターも出走しました。パドックではあまり気配を見せなかったフサイチホウオーでしたが、返し馬のときは写真のようにいい気合を見せていました。


フサイチホウオー返し馬


レースは予想よりも少し遅めの流れ。フサイチホウオーは3番手をキープして楽に追走。ヴェルトマイスターやドリームジャーニーはさらに後ろからの展開。4角でフサイチホウオーは先頭にたち、そのまま押し切りを図りました。しかし内からドリームジャーニー、外からフライングアップルに並びかけられる展開に。しかし、フサイチホウオーはそこからもう一伸びしてゴール。


東スポ゚直線


フサイチホウオーのレースぶりはかなり内容は濃かったと思います。距離は伸びても問題ないでしょう。ダービーへ向けて注目の一頭です。