関東馬の適正

昨日のマイルCSは馬場もそれほど悪くならずに強い馬が実力を発揮できる状態での出走となった。


レースはステキシンスケクンが宣言通りに逃げをうちスタート。ダイワメジャーは早め2番手のキープ。そのインにプリサイスマシーン。その後ろにキンシャサノキセキダンスインザムードはいつもよりかなり後ろの位置。3コーナあたりからペースアップしてダイワメジャーが先頭へ並び、4角では早めに先頭。そのままさらに突き放しにかかる。外から満を持してダンスインザムードがいい伸びを見せましたが、あわせていったダイワメジャーはさらに伸びてそのままゴール。3着には後方からいい伸びを見せたシンボリグランが入った。結局4着マイネルスケルティ、5着キンシャサノキセキ掲示板を関東馬が独占しました。


ダイワメジャー_マイルCS2006


ダイワメジャーはこれでGⅠを3勝で一流馬の仲間入りですが、ディープ&ハーツ抜きなので、有馬記念で本当に強いところを見せてほしいところです。ダンスインザムード武豊の好判断だったと思います。シンボリグランは調教の良さがそのままレースにつながりました。キンシャサノキセキは中1週もこたえたのかもしれませんが、高速決着にならなかったことが残念でした。来年に注目したいと思います。


そういえば、今回の関東馬の好走を見て美浦栗東の坂路の違いが距離適正にあらわれているのかもと思いました。あくまでも仮説ですが、両坂路はとも距離は同じですが、傾斜とコーナからより美浦は短距離向き、栗東は長距離向きに馬ができるのかもしれません。実際にジャパンC関西馬ばかりになりそうです。外国馬が2頭と寂しいですが、より当てやすいかもしれません。日本馬の掲示板独占を期待しましょう。