回顧がおそくなりました。
まずは根岸Sから。レースはタイセイレジェンドの逃げでハイペース。トウショウカズンあたりも前での競馬。人気のダノンカモン、セイクリムズンは中段。シルクフォーチュンは後方からの競馬に。直線入ってからも前の2頭がなかなか止まらず、ダノンカモンは前の馬を捌ききれず。その中、テスタマッタとさらに大外からシルクフォーチュンが一気に来たところがゴールでした。
勝ったシルクフォーチュンは前の競馬を見ながら東京の長い直線を生かしたいい競馬をしました。距離伸びても全く問題ないですし、フェブラリーSでもペースが早くなることが想定されますので、狙える馬ですね。藤岡康騎手もこの馬だけの騎乗で勝負に徹していい騎乗でした。トウショウカズンは前で粘りました。不可解なのはダノンカモン。ここがメイチではないにしても、中途半端な競馬でした。
京都牝馬Sはドナウブルーが重賞初制覇。52kgの軽ハンデを生かしましたが、もともと期待されていた馬。ジェンティルドンナの全姉でもあり、マイルあたりの牝馬限定なら力を出せます。ショウリュウムーン、アスカトップレディはこのコースは合っていますね。惜しかったのはビッグスマイル。この馬は牝馬重賞戦線でも十分やれる馬だと思います。
シルクロードSはロードカナロアが圧勝。今回は初めて中段からの競馬でしたが、京都4角で前がばらけたところで桁違いの脚を見せました。低レベルのスプリント路線では抜けた存在になりそうです。エーシンダックマンはマイペースで逃げれば強いですね。狙ったツルマルレオンは4着惜敗。休み明けとしては上出来でしょう。次走注目です。